英語の歴史

「英語が話せるようになりたい」

「英語の歴史なんて何の意味があるの?」

という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。

実は、英語の歴史の中に、英語習得・英語学習のヒントが隠されているのです。

皆さんも英語の歴史を知って、英語習得のヒントをつかんでください。

きっと、今までとは違う景色が見えてくるはずです。

古期英語

大ブリテン島と呼ばれていたイギリス本土には、紀元前からケルト人が住みケルト語を話していました。

しかし、4世紀末から始まったゲルマン人の大移動の最中、アングロ・サクソン、ジュート人が大ブリテン島へと侵入しました。

そして、ケルト人をアイルランドや大ブリテン島の北部へと追いやってしまい、代わりに自分達が支配権を握るようになりました。

実は、現在、Englandと呼ばれている土地は、Eng + land ← Angle + land (アングロ人の土地)という意味なのです。

アングロ人はもともと現在のドイツ周辺に住んでいた民族で、西ゲルマン語と呼ばれる言語を話していました。

よく「ドイツ語は英語のお父さん」という言われ方をしますが、これが英語の原型になっています。

そして、英語の最も基本的な語( make, do, have, hold, bring, open, mind, house, breadなど)や文法はゲルマン語系から成っています。

ドイツ語には名詞に性(男性名詞、女性名詞、中世名詞)があったり、文中の役割に応じて格変化(例えば、I, my, me, mineのように名詞が変化する)も生じるので、初期の英語(古期英語)は現在の英語よりも文法が複雑でした。

その後、9世紀から現在のデンマーク周辺に住んでいたデーン人が新たに大ブリテン島へ侵入し、中部イングランドに支配地域を作っていきます。

11世紀前半にはこのデーン人がイングランドを支配するようになり、イングランドの王となりました。

そして、デーン人が話していた言語である古期ノルド語(ノルウィー語、スウェーデン語、デンマーク語などの起源になった言語)の影響を英語は受けるようになりました。

多くの日常語がノルド語から借用されました( get, take, want, call, seem, same, sky, husband, seatなど)。

また文法の簡素化もこの頃から始まったといわれています。

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